安全な速度と車間距離


車は法定速度を守った上で運転するのは当然の前提であり、その上で天候や路面状況、車両や人の交通の状況、周囲の障害物の有無などを考慮して、安全な速度で走行することが求められますが、適正な車間距離をとって走行することも同時に重要となります。
適正な車間距離を保って運転をすることは、あらゆる現象の回避につながります。例えば、前方の車両が速度を落としたり急停止した場合、前方の車との距離が十分にあると追突事故を起こさずに自分の車両を停止させることができます。また、前方の車に荷物が積まれている場合、固定が不十分なのが理由で荷物が道路に落下したとしても、前方の車との距離があれば運転操作によって車がその荷物にぶつかるのを回避することができます。このとき、安全な走行速度で走行していれば、より回避できる可能性がたかまります。
一般的に、適正な車間距離は、車の停止距離と同程度かそれ以上を保つ必要があります。例えば、時速60kmで走行している場合は、前方の車とは45m以上の間隔を保って走行しなければなりません。ただし、これは晴れの日の乾燥した路面においての間隔であり、雨の日の濡れた路面では乾燥路面の約2倍、冬の凍結した路面では乾燥路面の約3倍の間隔を保つ必要があります。また、前方の車がトラックやバスなどの大型車である場合は、前方の状況を確認できるように少し長めに間隔を空けて走行すると、事故の遭遇を回避しやすくなります。

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